片田舎から哀をこめて

野山を駆け回る程の自然もなく、天を貫くようなビル群もない。中途半端な片田舎からお送りします

11/10STARMARIE全国ツアー「Rise to Stardom」仙台公演に参加してきた


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 11/10はSTARMARIEの全国ツアー初日というめでたい日であるが、同時に僕の個人的ライブツアー初日でもある。この日を境に仙台東京合わせて5公演を5日でまわるという超ハードスケジュールなのである。ここ数日に限って僕はSTARMARIEより忙しい身であると言えるだろう。で、初日は仙台はライブハウス「enn2nd」である。
 タワーレコード仙台パルコ店内にて行われたミニライブを終え、僕は今enn2ndの前にいる。
 現在時刻は17:20。列整理が終わり入場待ちである。17:30頃入場が始まると係員に誘導され地下へ。キャパに対して観客は若干少なめといったところか。


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 しかし本全国ツアーのタイトルは「Rise to stardom」である。彼女達がスターダムを駆け上がる 第一歩目としてはまずまずといったところではないだろうか。
 ここからツアーファイナルに向けて彼女らはスターダムを駆け上がることができるのか。そして仕事を終えてからやって来るというスタマリ山形支部員二名は終演までに間に合うのか。


 若干の不安を孕みつつ、18:07にステージの照明が落とされた。
  そして暗闇の中に響く重低音のBGM。「Rise to Stardam」というささやき声がいくつも重なってピタリと止むと、メンバーが一人ずつ登場。

 

 五人揃って照明が灯ると、一曲目に「僕と少女霊媒師たち」。先程のリリイベでもやった曲だったが、タワレコよりずっと広いステージでメンバーが伸び伸びとダンスをしているように見えた。
 それはマリスト諸氏も同じのようで、中央前方付近から熱のこもったコールがあがる。
 ツアー初日を素晴らしいものにしようと、演者、観客双方がその盛り上がりをフィードバックしあっているかのようである。   
 二曲目は「星を翔けるパイロット」。そして「モグラミステリーツアー」と続く。個人的にモグラミステリーツアーはライブで初聞き。楽しい曲である。
 三曲目が終わったところで一旦メンバーがはけ、照明が落とされた。そして開演時と同様の重低音。このままいつものモノローグにいくと思ったのだが今回はなんもなし。照明が灯り、改めてメンバーが登壇。「本田教授のダイイングメッセージ」、「かけおちしようよ」と続く。
 六曲目は「三星レストランポールからの招待状」。先日のカルチャー劇場での狂気的なイメージがふとよぎる。そして七曲目は「悪魔、はじめます」。こちらも先程のリリイベでやった曲である。やはり広い会場だと演者観客双方が伸び伸びとライブを楽しめるようである。
 八曲目は「恋するボーカロイド」、なのだが曲に入る前に何故かダンスを観客に強要するパフォーマンスが。楽しい。この曲もまたライブでは初聞きだったのだが、恒例イベントなのだろうか?
 そして九曲目に「メクルメク勇気」。もにゃちゃんが「ライブ後半まだまだ楽しんでいきましょー!」と叫んでいたのが印象的だった。そして十曲目に「名もなき星のマイホーム」。のんちゃんのソロパートがめっちゃ声出てた。圧巻。
 そして十一曲目は「きれいなレオナの肖像画」と明るい曲が続く。
 そしてメンバーがはけると再び照明が落ちて重低音。考えればここまでMC、モノローグがない。今までにない演出である。
 十二曲目は「ブレアと科学者の功罪」、そして十三曲目は「ドントルッキンフォーミー」。
 先程の明るい曲と比べて切ない曲が続く。
 「ドントルッキン」ラスサビ前のかえちゃんと、ひいちゃん改めふうちゃんのパートにハモリが追加されてたような。気のせいだったらごめんなさい。
 十四曲目はなんと新曲披露。「君と一人、月夜に歌う」切ないメロディーにのせた儚い詩の曲である。
「孤独をわけてくれないか 一人じゃ生きていけない」
「さよなら 最後のときなら大好きな君のそばで」


 新曲の切ないメロディーに酔いしれた後は「賢者のローブ」、「ステラとスバル宇宙のラブストーリー」と似た曲調、というか雰囲気の曲が続く。
 そしてアンコール前ラストの十七曲目は「屋上から見える銀河君も見た景色」。
 曲が終わるとメンバーの五人は中央に並んで整列。一礼をしてステージ脇へと去っていった。いつもはここでMCが入るのだが……。これまた新たな演出である。
 アンコールで再び現れた五人は「ホシノテレカ」、そして「星の旅人明日もし世界がなくなるなら」を立て続けに披露し、そしてラストは「ママは天才ギタリスト」。十二曲目辺りからの流れをぶった切る超ノリノリ曲である。マリスト諸氏もここぞとばかりにコールを叫ぶ。メンバーもハードロックを彷彿とさせる、折りたたみや(エア)ギターソロ
を交えたダンスを披露。この曲だけロックバンドのライブのようである。
 そして大盛り上がりの中ライブは終了。振り返ってみればMC、モノローグほぼ無しの二十曲ぶっ続けという非常に濃い内容のライブであった。見ているこっちまで疲れてしまった。

 


 
まとめ
 今回の全国ツアー初日のライブで特筆すべき点はやはり新たな演出だろう。MC、モノローグほぼ無しのSTARMARIEの世界観でガッチガチに固められた今回のライブ。果たしてこの演出が既存のマリストに受け入れられるか否か。そして新たな客層を引き入れられるか否か。
 少なくとも今回のライブだけを見て見るならば前者に関しては肯定的な意見が多いようである。後者に関しては……既にズブズブのマリストたる僕からは何も言えない。
 ただそんなズブズブのマリストから言わせてもらうならば、彼女らのパフォーマンスはきっと大衆に受け入れられる。後はいかにそれを多くの人の目に触れられるか、それが即ち彼女らがスターダムを駆け上がれるか否かに繋がっていると僕は思ってならない。
 もっと彼女らが多くの人の目に触れられる機会に恵まれることを祈りつつ今回は筆を置かせてもらう。
 最後にこのレポートをライブ本編に間に合わなかった山形支部員おもちさんに捧ぐ。合掌。